子連れ動物園とヨガの教え

くびれをつくろう!
体を引き締めよう!
と思って、ヨガをするのはヨガではない。


ただただヨガをすること。


目的を達成する手段や
結果を求める行為として、
ヨガをするのではない。


ただただヨガをしなさい。

行為の結果を動機にしてはいけない。また無為に執着してはならぬ。

バガヴァットギーター 第2章
(まだ読み終えていない)ヨガ養成講座の課題図書『バガヴァットギーター』の、心に残った言葉です。


…………というのが、ヨガの教えです。



きのう、ママ友たちと
動物園に行ってきました。

すごく楽しかった余韻にひたりながら…

ふと、この言葉を思い出しました。




私はこれまで、
双子を連れて動物園に行くのは
「苦行」としか考えられなかったです。


せっかく行くなら、
動物ぜーんぶ見たい。
全制覇したい。


その目標に対して…


双子は
ひとつの動物で止まって動かなくなったり、
小石や草をいじり始めて
先に進まなかったり。



大人だけなら余裕でクリアできる目標なのに、なぜできない…


と、全然楽しめなかったです。



でもそれは、
目標・目的を先に持ってくるから、
達成できなくて苦しいんだ…

ということにようやく気がつかされました。



動物園を、動物園そのものを楽しめばいい!

ただ動物園へ行けばいい!



ヨガと同じ!!



うちの双子を含めて子どもたちは
ただそれだけで目がキラキラしていました。


キリンやゾウよりも、
大人が目も向けないような草むらや木の影で
1番大はしゃぎしていたし。


きのうの子どもたちは
「何かを見に行きたい!」

よりも、

「なんかここすっごくたーのしーー!!」

今をめいっぱい楽しんでいるんだろうなと思いました。





さらに!
行き方を工夫すれば、なお楽しい。

初めて友だちと一緒に、
初めてドレスコードを決めて、
動物園へお出かけ。
行く前から楽しいから、
行ってももちろん楽しい!










「ああ、見もしない動物を見せに行くんだ…疲れにいくんだ…」

ではなくて、

「今日はなんだか楽しいぞー」

から始まると、やっぱり結果も楽しい!




ヨガの中で、特に私は瞑想が苦手です。

「そんなときはやり方を工夫すればいい、
香りを使ったり、音楽をつかったり。
寝転んだっていい。
楽しいことや好きなことと
結びつけてやればいい。
ただただ続けること」

これは先生の言葉です。



昨日の動物園も、
いつもと行き方がちがっていた。

動物園を楽しんでいる友だちと行く。
お揃いコーデで行く。



ヨガで教わったことを
日常に活かしたいと思っていたけど、
日常からヨガの教えを思い出すのも
また楽しい!

改めて、
前日から楽しませてくれて、
まだ楽しい気持ちにさせてくれて、
動物園好きにさせてくれて、
この気持ちでディズニーやUSJも行ってしまえ!
と思わせてくれたママ友たちに感謝です!!




(当初、目的にしていた「ツルのポーズ」に活かせる鳥類の観察について。30秒ほどサギを見ました。前のめりの姿勢、棒みたいにほっそい腕で体を支えるときの重心。今度からイメージしてやってみます!)

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